2022/2/2
マンション管理士の活動
マンション管理士は、マンションの管理組合と顧問契約を結んで日常的にアドバイスを行ったり、管理規約の制定・改正や長期修繕計画の策定・見直しなどマンション管理組合からの相談に応じ、助言・指導しています。

マンションの適正な管理が求められる今日において、その適正な管理が行えるよう側面的に支援するなどその存在は、ますます重要なものとなっています。
 
特に2022年は、4月にマンション管理適正化法改正の全面施行が予定されており、マンション管理士の活躍に一層大きな期待が高まっています。

マンション管理士の活動ですが、
 例えば管理組合が実施する大規模修繕工事に対する支援です。大規模修繕工事は、管理組合にとって十数年に一度の一大事業であるわけですが、安全・安心・快適なマンション生活にとって不可欠な取組みであるだけに、専門的な知見を踏まえて組合員の意向を十分確認しながら進める必要があります。その一方で、必ずしもそのマンション内にこの分野に関して詳しい人がいるとは限りません。

大規模修繕工事を実施するためには、その前に建物診断を実施し、建物の劣化状況からその優先順位、修繕項目の選定、設計事務所や施工会社の選定、工事の進め方、さらには予算管理など、適切なアドバイザー役が必要となります。

管理組合としては、このような問題にどのように対処していけばよいか判断に迷うことが多数あると思われます。その際、管理組合に対し的確なアドバイスをしてくれるのがマンション管理士です。マンション管理士は、管理組合の大きな力となります。

 管理組合の皆さんにおかれては、このような専門家であるマンション管理士の知見を、活かす手立てを検討されてはいかがでしょうか。

名古屋市などは、行政として、マンション管理士による無料の相談会を開催しています。
このような相談会を一度ご経験されてはいかがでしょうか。

その際の相談機関の一つとして、一般社団法人愛知県マンション管理士会連合会を是非ご検討ください。
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